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大好き!東北の旅☆山形・湯田川温泉③ [旅(東北)]

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麦きりを食べながら、母と観光案内所でもらってきたパンフレットを広げて、
さてどこへ行こうかと算段。
すると、母が珍しく、ここに行ってみたいと意見した(笑)

それは『南岳寺』
http://www.tsuruokakanko.com/cate/p0017.html

ここには出羽三山の厳しい修行で精進潔斎し、
五穀十穀を断ち最後に断食して即身仏となった・鉄竜海上人さんが安置されています。
お恥ずかしながら、私はそれまで、即身仏という言葉すら知りませんでした[ふらふら]
母曰く、ちょっと前にTVで即身仏のことをやっていたそうで、
彼女はそれを見ていて、一度、手を合わせたいと考えていたようです。

駅からタクシーに乗って向かいます[車(セダン)]
DSC05261.JPG
DSC05267.JPG

中に入ると、お寺の方が、その当時の歴史背景等をいろいろご説明くださいました。

日本には11体の即身仏さまがおられ、山形にはそのうち8体、
庄内にはそのうち4体おられるとのこと。

DSC05303.JPG

私達がお会いしたのは左下の鉄竜海上人さん。
江戸末期、当時の三大飢饉で苦しんでおられた方々、眼病等で失明されていた方々を救おうと、
ご自身で五穀十穀を断ち、左目を取り、千日、二千日・・・と、
山に籠られ過酷な修行をされたお偉いお坊様です。
この修行には沢山のお弟子さん達の助けがないとできないものだったそうです。
要は最後のほうではご自身で身動きもできない状態で、川に入ったり、穴に入ったり、
厳しい修行を続けていた、、、ということのようです。
現在は自殺幇助になるので禁じられているとのことですが、
昔の話であっても言葉がでない。私にはとっても衝撃的でした・・・
法衣は 12年に一度、丑年の深夜の法要の中で衣替えをされるそうで、
即身仏のお召しになられていた法衣の切れ端の入れたお守りが売られていました。

他にも多くの偉いお坊様達がここ湯殿山で山籠もりをされたようで、
石碑が並んでいました。

DSC05264.JPG

2000日って・・・5年半ですよ[あせあせ(飛び散る汗)]
この山形の旅は、つくづく、
もっと勉強するなり本を読むなりしなくちゃいけないなと感じた旅でした。

大好き!東北の旅☆山形・湯田川温泉③終わり
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①きらきらうえつ http://boochan55.blog.so-net.ne.jp/2015-10-14
②ランチ http://boochan55.blog.so-net.ne.jp/2015-10-15
③即身仏
④旅館 http://boochan55.blog.so-net.ne.jp/2015-10-17
⑤ホタル http://boochan55.blog.so-net.ne.jp/2015-10-18
⑥羽黒山(五重塔) http://boochan55.blog.so-net.ne.jp/2015-10-19
⑦羽黒山(杉並木) http://boochan55.blog.so-net.ne.jp/2015-10-20
⑧羽黒山(力餅) http://boochan55.blog.so-net.ne.jp/2015-10-21
⑨出羽神社(三神合祭殿) http://boochan55.blog.so-net.ne.jp/2015-10-22


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